最近は「検索する」という行為そのものが、少しずつ変わってきています。
Googleでキーワードを入力して、いくつかのサイトを比較して、その中から情報を選ぶ。
そんな検索の形は、少しずつAIに質問する形へと変わり始めています。
AIは、インターネット上の膨大な情報を整理し、質問に対して「答え」をまとめて提示します。
例えば、GoogleのAIモードで「集客 WEBサイト」を調べた結果👇

もうこれだけまとめられて出てきたら、どこかのサイトに載ってる「情報」を見に行きませんよね。
引用元に選ばれるページはその「情報」に信頼性があると認められているからですが、旧来の検索結果表示と比べて、わざわざクリックすることは稀。
つまり情報だけを並べたサイトは、AIが代わりに爆速で説明してしまう。
そんな時代になっています。
では、これからのWEBサイトは何のために存在するのでしょうか…?
目次
- AIが得意なもの
- AIが苦手なもの
- E-E-A-T(ダブル・イー・エー・ティ)の評価軸
- 人がサイトを訪れる理由
- AI検索時代のサイトの役割
- だから「意味の設計」が必要になる
- Studio A.Alignが大切にしていること
AIが得意なもの
AIが得意なのは、整理された情報です。
例えば、
- 料金表
- 機能の説明
- 比較
- 一般的な知識
こういった内容は、AIが要約し、短い文章で説明することができます。
つまり、「情報だけ」のサイトは、AIに置き換えられやすいとも言えます。
AIが苦手なもの
一方で、AIが苦手なものがあります。
それは、
- その会社がなぜその仕事をしているのか
- どんな考え方で仕事をしているのか
- どんな空気感の人たちなのか
- どんな価値観を大切にしているのか
といった、人や会社の「背景」や「物語」です。
これは、単なる情報ではなくその会社自身からしか生まれないものです。
Googleは、2022年の公式発表でWebサイトの品質評価で重視する要素として、従来の「E-A-T(専門性・権威性・信頼性)」に「Experience(経験)」を加えました。
「E-A-T(専門性・権威性・信頼性)」に「Experience(経験)」を加えたE-E-A-T(ダブル・イー・エー・ティー)。
AIは「それっぽい文章」を作ることができますが、人が本当に経験したことをよく読み取り、評価します。
E-E-A-T(ダブル・イー・エー・ティ)の評価軸
■よくある会社説明(NG例)
私たちは、お客様に寄り添いながら最適なソリューションを提供するクリエイティブ会社です。
幅広い分野に対応し、高品質なサービスを提供しています。
常に新しい価値を創造し、社会に貢献することを目指しています。
お客様満足度を第一に考え、柔軟に対応いたします。
(誰にでも言えること書いてる!)
■信頼を生む会社説明(E-E-A-Tが効いている例)
私たち株式会社〇〇は、長野県軽井沢を拠点に、企業の想いや歴史を「伝わる物語」に変換するクリエイティブ制作を行っています。
代表の〇〇は、広告漫画家として30年以上のキャリアを持ち、これまでに企業広報・社史制作・採用支援など、多様な分野で実績を積んできました。
私たちが大切にしているのは、「伝える」ではなく「届く」こと。
そのために、取材から構成、表現まで一貫して伴走し、企業ごとの背景や価値を丁寧に言語化・可視化します。また、少人数体制での制作により、意思決定のスピードと柔軟性を保ちながら、クライアントとの対話を重視したプロジェクト運営を行っています。
「この会社に頼んでよかった」と思っていただけるよう、ひとつひとつの仕事に責任を持って取り組んでいます。
人がサイトを訪れる理由
いまGoogleで検索すると、AIモードを使わなくてもページの1/4くらい使ってAIが回答します。
そしてその下に表示されるのはAIが参照したページ。
検索で見つけてもらう時代は完全に終わったと言ってもいい。
ですがそんな中でも、人がサイトを訪れる理由があります。
それは、
「この会社は信頼できるのか」
を確かめるためです。
例えば、
- 名刺のQRコードから
- SNSのプロフィールから
- 紹介された会社のサイトを見て
その会社のWEBサイトを開く。
そこで見られているのは、情報の量ではありません。
その会社の空気です。
AI検索時代のサイトの役割
これからのWEBサイトは、情報を並べる場所ではなく信頼をつくる場所になります。
どんな会社なのか
どんな想いで仕事をしているのか
どんな価値観を持っているのか
そういったものが自然に伝わるサイトは、AIが要約しても消えることはありません。
むしろ、AIの回答の先で「確認される場所」になります。
だから「意味の設計」が必要になる
多くのサイトは、
- とりあえずページを作る
- 情報を並べる
- デザインを整える
という順番で作られています。
でも本来は、その前に「何を伝えるサイトなのか」を見つける必要があります。
その会社の背景にある想いや現場の強みを整理し、‟意味のある構造”に変えていく。
そして、言葉・写真・余白・リズムを通してその会社の世界観として表現する。
そうしてはじめて、記憶に残るサイトになります。
Studio A.Alignが大切にしていること
Studio A.Alignでは、サイトを「ページの集合」ではなく、ひとつの物語として設計しています。
ただ情報を並べるだけでは、人の記憶には残らないからです。
AI検索の時代でも、その会社らしさが自然に伝わるサイト。
それが、これからも残っていくWEBサイトだと考えています。
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