Overview
作品概要
日本橋魚河岸から築地、豊洲へと続く水産塩干仲卸・近長の公式サイトとオンラインショップを制作しました。
長年培われてきた目利きと出汁文化の知識、看板商品「十二品目の梅ちりめん」の魅力を伝える情報設計を行い、一般のお客様と飲食店・食品関連事業者の双方に向けた導線を整えました。
Process
制作ログ
「味そのものは画面越しに渡せない。だから、なぜこの味になったのかを伝える」という軸を立てて、制作上の判断が見えるように整えました。
「梅ちりめん」と検索すると、たくさんの商品が出てきます。
でも、近長の「十二品目の梅ちりめん」は、ちょっと次元が違う味なんだよなぁ……。
この「味」を、画面越しにどう伝えるか。
どんな価値を伝えれば、オンラインショップで買ってみたいと思ってもらえるのか。
そこから考え始めました。
近長は、日本橋魚河岸から築地、そして豊洲へと続く水産塩干仲卸です。仲卸は、一般のお客様の前に出ることが多い仕事ではありません。しかし、長年培われてきた目利きや商品知識は、食の品質を支える大切な専門性です。
「十二品目の梅ちりめん」も、これまでさまざまなメディアで紹介されてきた銘品です。そして、「豊洲市場から届く」という背景そのものにも、信頼とブランドがあります。
近長さんには、以前ECモールで商品を直売していた経験がありました。それでも撤退した理由は、「マンパワー的に大変だったから」。
全国のいろいろな方に食べてもらいたい。
けれど、注文対応や発送にかかる手間とコストを考えると、なかなか再開に踏み切れない。
ここには、小規模事業者がオンライン販売を始めるときの、現実的な壁があります。
ECモールは多くの人に見つけてもらえる一方で、同じフォーマットの中に似た商品が並ぶため、価格や量で比較されやすくなります。
たくさんある梅ちりめんの中から、なぜ近長の「十二品目の梅ちりめん」なのか。
安さではなく、「これが食べたい」と選んでもらえる理由を、商品の成り立ちや十二品目の素材、豊洲市場の仲卸として培ってきた目利きから伝えるサイトにしました。
公式サイトでは、近長の歴史や専門性、商品の背景を丁寧に伝え、オンラインショップにはSquareの決済システムを採用。ECモールを介さず、公式サイトとショップを連動させることで、ブランドストーリーと購入体験の世界観を統一しました。
また、販売の仕組みを増やすことで事業者の負担まで増えてしまわないよう、商品構成や注文導線もできるだけシンプルに設計しています。
味そのものは、画面越しには渡せません。
だからこそ、「なぜ、この味になったのか」を伝える。
Gallery
試し読み / 画面キャプチャ
Info
制作情報
- 制作物
- WEBサイト制作
- 業種
- 食品仲卸業
- 広告の想定ターゲット
- こだわりの食品を求める一般消費者、飲食店・食品関連事業者
- 制作年
- 2026
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